当院では帯状疱疹の予防接種(不活化ワクチン)を取り扱っています。
帯状疱疹とは、水痘を伴う発疹が帯状に出る皮膚の病気で、強い痛みを伴うことが多く、症状は3~4週間続きます。
80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になると言われています。
皮疹が治った後も約2割の方に長い期間神経痛が残り、失明、耳鳴り、難聴などの後遺症が残る場合もあり、患者さんの負担が大きくなるため早期発見早期治療が必要です。

【帯状疱疹ワクチン】
現在、不活化ワクチンと生ワクチンの2種類あります。
効果や費用(自費診療)などに違いがあります。
◆不活化ワクチン
不活化ワクチン 筋肉注射
2か月間隔で2回接種が必要ですが、予防効果が90%以上と高く、効果の持続も10年程度見込まれます。
生ワクチンに比べると、注射部位の痛みや発赤、腫れやなどの副反応が多く出ると言われます。
◆従来型生ワクチン
水痘ワクチン 従来型 皮下注射
弱毒化された生きたウイルスが含まれており、小児に使用する水痘ワクチンですが、帯状疱疹を予防する効果があります。
1回の接種で済みますが、有効性は約60%で、5年を超えると有効性が低下します。
※当院では実施しておりません。
※免疫不全の方はワクチン接種ができません
(妊娠中、非寛解状態の血液癌、造血幹細胞移植、免疫抑制療法中の方)。
ご希望の方はお電話(092-581-0033)にてご予約ください。